紅蘭るいのミステリィな日常(ダジャレ編)
竹田寿之
「えらくいろんな物を落としていったものだねぇ」
旦那が言う。紅蘭るいの家のダイニングである。
「そうなのよ」
落とし物をテーブルに広げて、彼女は応じた。
「全く、どういうことなのかしら。こんなにいろんなものを忘れていくなんて。よっぽど片づけ物が苦手な人がそろっていたのね」
「おいおい、人のことが言えるのかい?」
苦笑いしながら、旦那。
「ここまではひどくないわよ」
旦那はあることに気づくと、にやっと笑って声をひそめた。
「いーや、あの人たち、やっぱり似ているんだよ、君に。ほら、昔からよく言うじゃないか。”るいは友を呼ぶ”ってね」
(この物語はフィクションであり以下略)
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