Mild Seven Ultra Shorts
★★★★★★★


お爺さんはシュークリームが大好きだった。
孫娘の愁子に10個入りの横浜シュークリームを買いに行かせる。
愁子がお使いから帰ると、お爺さんは死んでいた。
愁子は、しかたなく一人でシュークリームを食べた。
お葬式の日。棺桶の蓋を開け、中をのぞき込んだ愁子は顔をしかめた。
そういえば、10個入りのシュークリームも、乱暴に扱ったために潰れて中のクリームが流れ出していたっけ・・。
ふと、それを思い出す愁子であった。






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