第249回 私に関するFAQ 1999.4.14
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Q.うえださんの星座と血液型を教えてください。
A.さそり座のB型です。ええと、もちろん、私は星占いも血液型占いも信じていませんが、しかし「信じてなくても当たる」と言いますからねえ。
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Q.職業は何ですか?
A.本業は雑文ライターです。しかし、本業での収入はゼロなので、食うために仕方なく会社勤めをやっています。そのうちメジャーデビューするかもしれないのでご期待ください。
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Q.住所はどちらですか?
A.住所不定です。私も、CIAとMI6とNATOとモサドとフリーメーソンと連合赤軍とフォーカスとフライデーと日本野鳥の会から追われる身、一ヶ所にとどまっているわけにはいかないのです。
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Q.うえださんって、男性なんですか? 女性なんですか?
A.物心ついてからは、ずっと男性をやっています。物心つく前のことは、ちょっとわかりません。
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Q.独身なんですか? 彼女はいないんですか?
A.フラれ続けて三百年、先祖代々ひとりものです。しくしく。
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Q.じゃあ、あたしと結婚してください。
A.はい、喜んで。
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Q.そんなこと自分で書いてて虚しくないですか?
A.ほっといてください。
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Q.うちのタマが昨日から行方不明なんですが、どこに行ったか知りませんか?
A.あっ、あれはあなたの猫だったのですか。すいません、昨夜の晩御飯にしてしまいました。冷蔵庫に残っている分だけでもお返しします。
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Q.ダジャレ探偵・久遠寺翔吾って、架空の人物ですよね?
A.子供たちの夢を壊すようなことは、言いたくありません。
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Q.いつもいつも、でたらめばかり書かないでください。3歳になる息子がこのページを読んで、ダジャレや嘘うんちくばかり覚えて困っています。もっと教育的で、正しいことを書いてください。
A.教育的で正しいこと……では、邪馬台国について書きましょうか。
邪馬台国は、古代に存在したといわれる国家で、女王卑弥呼がおさめていたといわれています。しかし、その所在地については、中国の史書である『魏志倭人伝』にあいまいな記述があるだけではっきりせず、今でも学会で論争が続いています。今のところ有力な説としては、佐渡島説・琉球説・フィリピン説・ハワイ説・エジプト説がありますが、どれも決定的な決め手に欠ける、という状態です。ところが、最近になって新たな説が急浮上してきました。火星説です。火星の人面岩が、肖像画に描かれた卑弥呼にそっくりだ、というのが根拠で、かなり信憑性のある説です。近い将来、人類が再び火星に降り立ったとき、おそらく決定的な証拠が発見されるでしょう。
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Q.うえださんには幻滅しました。最近、ちょっと人気が出てきたからって、天狗になってるんじゃないですか? この前も、ひどいことをしてたでしょう。オフミと偽ってファンの女性を誘い出し、新宿のカラオケボックスに無理矢理連れ込んでキスしたり胸を揉んだり太ももに触ったりなど、狼藉の限りを尽くしたそうじゃないですか! その女性は今とても悩み苦しんで、会社にも行かずに毎日泣き続けています。いったい、どう責任を取るつもりですか? 絶対に許せません!
A.げ。どうしてバレ……あ、いや、何を言ってるんですか。この私がそんなことをするわけがないじゃないですか。そうそう、それはきっと、生き別れの双子の弟の仕業でしょう。実は私は生まれたときは双子だったのですが、「双子は縁起が悪い」とのことで弟が里子に出されたのです。その後、風の噂に聞いたところによると、弟はチベットで里親を馬賊に殺されたのち旅の僧侶に拾われてネパールに行き、ジャイナ教の寺院で十年間拳法の修行に励み、パキスタンでゲリラの幹部として活躍してから、リビアにたどり着いて軍人になった、との話です。その弟が、久しぶりに日本に帰ってきたのでしょう。だ、だから私じゃありませんよ。
ふう、うまくごまかし……い、いや、ホントに違うって。
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